小説

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結局、「小説家になろう」における「異世界転生」の魅力とは何なのか?

「小説家になろう」でいまも一大ジャンルとして人気を集める「異世界転生」。それでは、なぜこの「転生もの」ばかりが人気を集めるのでしょうか? 一から考え直してみました。
小説

読書の秋に読みたい『グイン・サーガ』100選!

『グイン・サーガ』の各巻を、1位から100位までランキングにして並べてみるというバカ企画です。これから『グイン』を読まれる方は1位から読むことにすると良いかと。
アニメ

アニメもマンガもゲームもドラマも音楽も、現在は過去最高に面白い。

心が老いさらばえるとき。  ひとの心は何かの金属に似ている。放っておくと錆びついて崩れ落ちてしまうのだ。  もちろん、それまでにはそうとうの時間がかかる。未来が無限にあるようにすら思えた少年の頃には、自分の心もいつかは錆びて崩...
マンガ

『エヴァ』や『進撃の巨人』の斬新な「ワールドビルディング」とは。

物語への興味が「個人の内面」から「世界の秘密」へ移っている?  前の記事()でも引用しましたが、ジャーナリストの佐々木俊尚さんが、いまの時代のエンターテインメントは「個人の内面」を描くことから「世界の秘密」を暴くところに力点...
小説

「SF小説」と「セカイ系」はどこがどう違っているのか?

「セカイ系」は「SF」の一種なのか?  どうにも検索しても出典が見あたらないのだが、東浩紀から「セカイ系」の定義、「主人公(ぼく)とヒロイン(きみ)を中心とした小さな関係性(「きみとぼく」)の問題が、具体的な中間項を挟むこと...
小説

ハインラインの名作SFを映像化!映画『夏への扉』は悪くない出来。

この記事の簡単な内容  タイトルですべてを表してしまっていますが、映画版の『夏への扉 キミのいる未来へ』はそれなりに悪くない出来でした。 まあ、往年のクラシックSFをいまさら映画化ということで時代錯誤な感じはただよっています...
小説

『スーパーカブ』炎上は筋違い? もっとも? 創作者の「倫理」とは。

『ソードアート・オンライン』の川原礫いわく。  しばらくまえにアニメ『スーパーカブ』が炎上したことがありました。主人公たちが道路交通法を破っている(らしい)ことが問題視されたとのことで、正直、そんな些細なことで炎上までいくの...
小説

『氷と炎の歌』、『ダークソウル』、ダークファンタジーの伝統とは。

【この記事の簡単な要約】 ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』、ゲーム『ダークソウル』など、さまざまなメディアで世界的に流行を続けるダークファンタジー。このジャンルはどのような歴史と特徴を持っているのか、18世紀にまでさかのぼり、ひと通りの...
小説

『タイタニア』のアリアバートとジュスランは田中芳樹によるキャラクター造形の最高傑作である。

文芸業界でよく使用され、最近はだいぶシニカルに語られるようになったクリシェ(決まり文句)に「人間が描けている」というものがある。 反対に「人間が描けていない」という形で使われることも多くあり、これはミステリ界隈などで批判的に使用...
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