映画

アニメ

西野亮廣は天才かペテン師か。いまこそ「批判禁止」を乗り越えよう。

元キングコングで知られる芸人・西野亮廣という人物は、はたして天才なのでしょうか、それともただの詐欺師に過ぎないのでしょうか。この記事では、西野のオンラインサロンの問題点を指摘した上で、その本質を決定的に「批判」する方法を探っています。
アニメ

「最後はひとり」。細田守映画を貫くリアリティとは。

細田守監督の映画は、出世作『時をかける少女』から最新作『竜とそばかすの姫』まで、いつも賛否両論を集めて来ました。その作品はしばしば「倫理的に正しくない」とすら語られて来たのです。しかし、ほんとうにそうなのでしょうか。その世界観を考えました。
アニメ

細田守最新作『竜とそばかすの姫』ネタバレレビュー。

2021年夏公開の細田守監督による最新作『竜とそばかすの姫』のネタバレレビューです。この映画のシナリオや、グラフィック、ミュージックなどに関して、全面的なネタバレで語っています。とりあえず素晴らしい映像体験でした。ヒットするといいな。
コラム

なぜ「正しい批判」はむずかしいのか。

ネットには「批判」があふれているように見える。だれもかも、何もかもが「批判」されているようにすら思える。しかし、その実、「正しく批判」することは異常にむずかしい現実がある。それはなぜなのか、そもそも「正しい批判」とは何なのかを考察した記事です。
映画

何でもあり?映画『100日間生きたワニ』で考える「批判の倫理」。

映画『100日間生きたワニ』とネット上の「いたずら」。  ご存知のことと思うが、映画『100日間生きたワニ』が「炎上」している。  もっとも、通常は「炎上」といえば、何かしら問題があって騒ぎが巻き起こるわけだが、この場...
アニメ

細田守『バケモノの子』は父性不在を描いている。

 「正しい言葉」が、ある。 大切なあの人に投げかけるべき真実の言葉が。 そのひと言はすでにのど元まで出て来ている。 なんと告げるべきなのかもうとうにわかりきっている。 だから、あとはただその言葉を放ち、形のない銃弾で相手の胸を射抜く、それ...
マンガ

『エヴァ』や『進撃の巨人』の斬新な「ワールドビルディング」とは。

物語への興味が「個人の内面」から「世界の秘密」へ移っている?  前の記事()でも引用しましたが、ジャーナリストの佐々木俊尚さんが、いまの時代のエンターテインメントは「個人の内面」を描くことから「世界の秘密」を暴くところに力点...
小説

ハインラインの名作SFを映像化!映画『夏への扉』は悪くない出来。

この記事の簡単な内容  タイトルですべてを表してしまっていますが、映画版の『夏への扉 キミのいる未来へ』はそれなりに悪くない出来でした。 まあ、往年のクラシックSFをいまさら映画化ということで時代錯誤な感じはただよっています...
映画

あの駄作は本当に駄作か?批評の終わりは「これは叩いて良い」の始まり。

「批評」は死んだのか?  『現代ビジネス』の記事の、「批評」に関する箇所が気になっている。 関連する話をしよう。いま、映画評論本が売れない。これは、そちら方面の出版関係者なら重々承知だろう。(中略)どんなに名の通った大...
マンガ

なぜ「なぜ人を殺してはいけないのか?」と問うべきではないのか?

【この記事の簡単な要約】 なぜ「なぜ人を殺してはいけないのか?」という「問い」は繰り返されるのか? それが意味しているものは何なのか? そこに「答え」はあるのか? 人気漫画『ここは今から倫理です』をキッカケに考えてみました。 『ここ...
タイトルとURLをコピーしました